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Cybozu Days 2022(2日目)に参加してきた感想

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Kota

はじめに


こんにちは!Kotaです。

タイトルにある通り、サイボウズ株式会社が毎年開催している『Cybozu Days』に参加してきました。
過去の記事でも触れていますが、弊社では業務システムの一部にkintoneを活用しています。
本イベントではkintoneに関するセッションが多く、業務に活かせそうな内容や事例があればと思い参加しました。

kintoneを活用した業務において、社内での僕の役割としては、

  1. プロジェクト責任者:予算承認、2へのアドバイス、3との合意形成など
  2. 更新担当者:アプリへのレコード作成~更新、1への業務改善相談など
  3. システム担当者:システム設計、4へのアドバイスなど
  4. アプリ担当者:アプリ作成~保守、3への設計相談など(弊社ではカスタマイズ機能開発も行います)


のうち、4にあたります。
今回の記事では、アプリ担当者として参加してみた感想について共有します。

余談ですが、弊社ではこうしたセミナーやイベントに業務時間内で参加可能です。

参加したセッション


業務改善マップから始める会社の課題芋づる解決のススメ


参考資料

kintoneの特徴として、一つの業務課題が解決されると、関連する業務もkintoneで解決されるケースが多いようです。
そんな芋づる式とも言える課題解決に向け、まず何から着手すれば良いのか、どの業務をベースにkintone活用を広げていけば良いのか、という悩みを「業務改善マップ」で解決していきましょうという内容でした。


引用:https://kintone.cybozu.co.jp/jp/imozuru_seminar/pdf/kintone-imozuru-kaiketu.pdf

結論として、迷った場合には「周辺業務」からアプローチするのがベターである、とのことでした。

これは個人的にも共感できる部分でした。
弊社の場合、導入当初は基幹システム改善や従業員の情報管理業務改善のためにkintoneを検討しており、まずは比較的影響範囲が狭く、直ぐに解決出来そうなものとして「備品管理」を導入初期にkintone化していました。
社内では未だにスプレッドシートファーストな文化があるのですが、僕自身、スプレッドシートからkintoneへのシステム移行を「備品管理」というアプローチで最初にイメージ付けすることが出来た経験があります。
こうした小さな検証から始めることで、対象システムに関連するメンバー間でkintone活用イメージが少しづつ明瞭になり、今では基幹システムもkintoneでの運用が始まろうとしています。

補足として、「kintone化されたシステムを活用しなければ業務が止まってしまう状況」を作り出すのも大切です。
変化に対し寛容的ではない風習というのはよくある事例で、せっかく作ったkintoneのシステムも十分に活用されなければ意味がありませんよね。

先ずは「必ず活用される仕組みを小さく始めてみる」ところから着手していきましょう。

キントーンではじめるSFA ー顧客管理・案件管理の基本や活用事例をご紹介ー


SFAとしてkintoneを活用することも可能で、その場合はkintoneに親和性のある関連サービスの導入が必要になる事例が多いようです。
例として、


などのツールがあります。
いずれも料金プランによって利用できる機能に制限があるので、予算承認者やシステム担当者との合意が必要になるかと思います。

個人的な課題の一つでもあるのですが、僕のような全体感の見えていない層の人間がここを提案しようとすると、よく責任者の方と認識違いを起こすことがあります。
対象領域の十分な業務理解・課題把握も必要になってきますし、そのうえでどこまで自分の工数を使い業務改善のための成果物を作るのか、どこを外部ツールに任せるのか、運用・保守コストはどれくらい掛かるのか、など...。
業務範囲的に専任というわけでもないので、他業務との兼ね合いが難しいところです。

ただ、選択肢としてこんなものがあるという情報を共有するだけでも大切なことだと思うので、積極的な情報収集と共有は今後意識していきたいところです。

まとめ


今回はcybozu days 2022に参加してみた感想について書きました。

今回参加してみてもう一つ収穫だったのは、自分とは異なる事業部のメンバーと一緒に参加したことによる、kintoneで出来ることの認識合わせです。
冒頭で紹介した4つの担当領域のうち2にあたるメンバーと参加したのですが、何も全ての提案をシステム側である自分がやろうとしなくても良いのかもしれないと感じました。
対象の業務領域で、2のメンバーから積極的に提案があがるという状況を促すことも重要な気がします。

今後も、積極的な情報共有意識を持って業務に取り組もうと思いました。

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ABOUT ME

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Kota
新卒入社3年目。SAKURUG TECHBLOG管理者。社内業務システムやフロントエンド開発を行っています。

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