こんにちはPdDivのHayatoです。
今回は業務には欠かせないキーボードとタイピングについてです。
キーボードはコンピュータに文字やコマンドを入力するための機器です。
以下のような特徴や基本構造があります。
・キーボードのキーには、入力キー、コントロールキー、ファンクションキー、ナビゲーションキー、テンキーなどがあります。
・キーボードの配列は、言語や地域によって異なり、日本ではJISキーボードが主に使われています。
・キーボードの機構は、パンタグラフ方式、メンブレン方式、メカニカル方式、静電容量無接点方式などがあります。
キーを押すと、接点を持つ2枚のシートが接触して、信号を送る。
安価で薄型にできる、打鍵感と耐久性は劣る。
ex:一般的なデスクトップパソコン
キーを押すと、X型のパーツが動いてメンブレン式のシートを押す。
ex:ノートパソコン、ワイヤレスキーボード。
キーを押すと、ひとつひとつのスイッチが動いて信号を送る。バネの反発による打鍵感が高く、カスタマイズやメンテナンスがしやすい。軸によって感触や音が変わる。
ex:ゲーミングキーボード、高級キーボード
青軸:クリック感と打鍵感が強い。
→タイピング音でやる気を上げたい、確実にキーを押したい人におすすめ。
赤軸:キーが軽く静か。長時間タイピングしても疲れにくい。
→長文やプログラムを入力する人、通話しながらタイピングしたい人におすすめ。
茶軸:青軸と赤軸の中間的な感触。適度なクリック感と静穏性がある。
→初めてメカニカルキーボードを使う人、タイピング音が気になるけれどクリック感が欲しい人におすすめ。
黒軸:キーが重く静か、ミスタイプを減らせる。
→強めにタイピングする人、しっかりした打ち心地が欲しい人におすすめ。
銀軸:キーが軽く、浅くて静か。反応速度が高い。
→キー入力の速さを求める人、ゲームをする人におすすめ。
キーを押すと、内部のバネが変形して、静電容量の変化を検出する。接点がないので摩耗が少なく、キーの反応する深さを変えることができる。価格が高い。
ex:プログラマーやエンジニア向けキーボード
静電容量無接点方式のキーボードで代表的なキーボードは以下です。
・東プレ REALFORCEシリーズ
・PFU Happy Hacking Keyboard(HHKB)
さらにサイズ別で色々なタイプのキーボードが存在します。
フルサイズ:文字、矢印、テンキー全て揃っている一般的なキーボード。
80%(テンキーレス):フルサイズのキーボードからテンキー部分を省いたキーボード。
60%:フルサイズのキーボードからテンキー、矢印を省いたキーボード。
私は、以前HHKBの60%キーボードを使用していましたが、ファンクションキーも省略されており、Fnキーとの組み合わせで押さなければいけなかったので慣れずに使用をやめてしまいました。打鍵感はとても良かったです。見た目もスタイリッシュで、無刻印Verもあるのでデスク回りをシンプルにしたい方や見た目重視の方はおすすめです。
静電容量無接点方式のキーボードは価格が高い(3万円くらい)ですが、毎日使う仕事道具なので購入する価値はあるかと思います。
我々の業務には欠かせないタイピングについてです。
タイピングするにあたり、早く打つにはタッチタイピングの習得があると思います。
タッチタイピング:キーボードのキーを見ないで入力する方法。
私は趣味でたまにタイピングゲームをするのでいくつかご紹介いたします。
e-typing
WEB上でタイピング練習や検定ができます。会員登録をすれば自分のスコアをランキングに登録することができます。(参考までに私の最近のスコアは398でした。全国TOPは700オーバーです)
Popタイピング
WEB上でタイピング練習ができます。ポップコーンを60秒間でどれだけ作れるかを競います。
作った個数によって称号が得られ、集めるのも楽しいです。
ミスをしないように打鍵を続けると作れるポップコーンも増え、はじけるポップコーンのエフェクトも爽快です。
Weather Typing
https://denasu.com/software/weathertyping.html
タイピングの大会にも使用されていて、1vs1で指定されたワードを打ちポイントを競います。
CPUとの対戦もできるので一人でも練習ができます。ルールも色々とカスタマイズできます。
練習方法としては以下が挙げられます
・キーの配置を覚える
・ホームポジションを保つ
FとJに人差し指を置き、他の指も一直線に並べる。
・キーボードを見ない
・反復と継続
タイピング練習サイト等でひたすら打つ。
初めは決まった指でタイピングするのに戸惑いますが、反復することで覚えてきます。
ゲームによっては苦手な文字を表示してくれるので苦手克服にも役立ちます。
ネット環境がない場合でも練習できる方法として魔法の言葉があります。
魔法の言葉とはキーボードの全ての母音、子音キーを1回以上入力しないと完成しない言葉です。
・パーキングエリアじゅうで、ファンはずっと湯花を蒸す
(pa-kingueriajuude,fanhazuxtutoyubanawomusu)
これを反復して打つのもキーを覚えるのに良いかもしれません。
タッチタイピング習得後はいかに速く打つかと正確に打つかというところだと思います。
大会に出ているような方は、文字によって普段左で取っている文字を右で取ったり臨機応変にやるそうです。
さらにローマ字の打ち方も切り替えたりします。
「とんねる」は「tonnneru」と打ちますが、「toxnneru」と打つことでnを右手で連続して打つ回数が減らせます。
日本語に限りますが、かな入力を試すというのもタイプ数を減らせるのでスピードアップに繋がることがあります。
伸び悩んだ場合は以下を試してみます。
・練習を休む
リフレッシュして臨むと記録が伸びるかも。
・キーボードを変えてみる
キーの重さや高さ、様々なキーボードがあるので、
自分にあったキーボードを見つけるのが良いと思います。
・苦手ワードを重点的に練習する
反復して練習すれば得意になる。
最後に毎年実施されている大会についてご紹介いたします。
https://www.realforce.co.jp/events/202402_typing-championship/
e-typing上でオンライン予選を行い、オフラインでトーナメント方式で本選を行います。
予選は応募なしで誰でも参加できます。
過去大会の動画もあるので、ぜひご覧ください。
タッチタイピングを習得できると、タイピング速度が向上し作業効率が高まります。
さらに疲れも軽減されたり、暗い場所でも入力できる等メリットが多いので、タイピングに特化した練習をしたことがない方はぜひやってみてはいかがでしょうか。