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DBと帳票作成について

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Syun

はじめに

私が現在行っている「帳票作成」という業務の中で得られた知見をまとめたいと思います。

帳票とは?

帳票とは、企業や個人事業主の経営活動に関わる書類のことであり、帳簿と伝票の二つの総称のことを言います。
帳票には保存期間が決められており、紙媒体での保存が原則となります。ただし、電子帳簿保存法の要件を満たせば、電子データとして保存しておくことも可能です。最近は業務効率化のために、帳票の電子化を進める企業が増えています。

帳票作成のために

帳票の作成には、各種ツールを用います。
私が業務で使用しているツールは、Dr.SumとDatalizerとMotionBoardの三つです。

Dr.Sum
外部データソースからインポートした大容量のデータを高速に処理するデータベースエンジンです。
各種ドライバーを利用したデータをインポートできる他、ExcelファイルやCSVファイルからもデータをインポートできます。
 
参考:Dr.Sumマニュアル

Datalizer
Dr.Sumサーバー上のデータを集計・分析するためのアプリケーションです。
ExcelやWebブラウザを利用して、事前に作成した定義をもとに集計表を作成できます。
参考:Datalizerマニュアル(Dr.Sumと共通)

MotionBoard
データを集約・可視化するためのBIダッシュボードです。
Datalizerで作成した集計表を画面表示できます。
参考:MotionBoardマニュアル

これら三つのツールを使用して、DBから集計表(電子帳票)を作成し、ダッシュボード画面に出力までを行います。

※なお、上記の帳票は「自由分析帳票」という様式のものです。「定型帳票」という一定の形式での帳票の作成・出力は、また違った様式となります。

Dr.Sumへのデータ更新は、夜間にバッチ処理を用いて行います。
参考:バッチ・オンライン業務について

Dr.Sum上でデータが更新されると、自動でDatalizer、MotionBoard上の帳票表示が更新されます。

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ABOUT ME

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Syun
2023年中途入社のエンジニアです。クラウド、ビッグデータに興味があります。

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