こんにちは、Kotaです。
明日より入社2年目のエンジニアになります。
人生で最もあっという間な1年でした。2年目以降に向け、新卒と言えるうちに思い出せる範囲で1年目の業務を振り返ろうと思います。
SAKURUGに興味がある方の参考になれば幸いです。
一番最初に取り組んだ業務です。Laravelは比較的学習コストが低いのと既存の社内システムにもLaravelが導入されていたこともあり、まずは簡単なToDoアプリを作りました。入社前にRubyを触っていたこともあり、MVCモデルやDB操作、ルーティングなど、共通する概念を比較しつつ実装していました。
以前の記事でもご紹介した、社内の掃除当番システムをGASで実装しました。過去に運用されていたシステムや参考書をもとに、要件に応じたシステム開発というものをこの時初めて経験しました。
この頃から、社内の基幹システムの一部をkintoneに移行することが決まっており、後の参画に向けE-R図を用いたDB設計を学習していました。社内図書や自動販売機のE-R図なんかも作っていました。
後のSangoportとなる、新規事業の業務フロー図を整理・作成していました。この時は、運用後の各所の業務や、サービスが実際に使われたときの業務の流れを整理し課題の洗い出しを行う段階だったので、ここってどうなってるんですか?というような点を責任者の方と擦り合わせていました。
こちらは研修の一環で、新卒メンバー7人が2チームに分かれ、社内の今後の大学生インターンを企画・プレゼンし競い合うというものでした。新卒全員で議論し合う数少ない機会で、職種で隔てることなく互いに意見をぶつけ合いながら議論を重ねました。この研修を終えたころから、徐々に新卒としてではなく一社員として会社のことを考えられるようになってきたように思います。
インターン生のシフトを把握しやすくするためのシフト管理システムを開発していました。バックエンドにLaravel、フロントエンドにNuxt.jsを採用しています。
このシステムは僕だけでなく、長期インターンで来てくれている学生と3人でチーム開発をしていました。僕はバックエンドの実装とLAMP環境の構築を行い、Nuxt側にAPIを渡すということをしていました。このとき、インターン生が構築したNuxtのローカル環境で認証処理が動作せず、数週間解決しませんでした、、、。
結論としてはlocalhostに対するDNSの設定がされておらず、そこに気づくまでひたすらエラーと戦っていました。作業に遅れが生じたものの、DNSと認証の仕組みを学ぶ良い機会になりました。
研修の一環で、会社の概要や事業内容説明、相手のニーズの把握とそれに合わせた提案を行うという、営業職の業務に則るかたちで面談ロープレを行いました。面談内容を認めていただくまでに何度もロープレを繰り返し、個人的にとても苦労しました。エンジニアである以前の、一社員としての振る舞いというものを学べました。
大学生インターン企画立案と同様、新卒で2チームに分かれ、営業部の利益向上のための施策を企画・立案しました。前回の反省を踏まえ、生産性に拘った時間の使い方を意識して取り組むことができました。他部署の業務理解という意味においても勉強になりました。
先程も触れた、社内システムの移行PJです。外部顧問の方との定例MTGにも参加し始め、徐々にタスクを与えていただくようになりました。社内ではあらゆる情報がスプレッドシートで管理されていて、移行できるものはなるべくkintoneに移行していくという方針のもと、脱スプレッドシートを目指しています。他部署の業務理解や関係者間での認識合わせ、kintoneの機能拡張実装に向けたJSのキャッチアップなど、課題は多々ありますが徐々に感覚を掴めつつあります。来期中にやり切りたいところです。
こちらは初投稿の記事でも触れている内容なので、ここでは省略します。今後もどんどん発信していきます。
以前よりSAKURUGでは高校生インターンの受け入れを行っており、10月より運営を新卒で引継ぎました。引継ぎ後、僕がメインで担当した高校生は今日時点で6名で、学生の情報リテラシーの高さにはいつも驚かされます。学生と近い距離で接することができ、僕自身とても貴重な時間です。
上長の方やインターン生、制作の方と定期的に社内勉強会を実施しています。こちらはいつか記事にしようと思っているので、詳細は割愛します。
個人的に直近で最も大変な業務です。今は既存システムのキャッチアップや、各部署で実際にそのシステムを使用しているメンバーにもヒアリングしつつ、改修要件を固めていくフェーズにあります。どこに課題があるのか、データの流れを最適化するにはどんな手段があるのか、利用者は何を望んでいるのか。ヒアリングを重ねると情報量の多さに混乱しそうになりますが、改修後に社内業務が効率化されると思うと楽しみです。
運用が始まったkintoneのシステムについて、運用者から追加要件の相談を受けるので、要件に応じた提案を上長の方や関係者間で擦り合わせ、追加機能の開発を行います。保守フェーズにあたるかなと思います。設計時には検討できていなかった気づきをいただけるので、それをまた次の設計に活かす、というようなフローが出来つつあります。
最終選考に進んだ22卒以降の学生と社員面談を行っています。学生が入社後にギャップをなるべく感じないよう、SAKURUGのリアルを学生に伝える場と、学生の疑問に応える場という兼ね合いがあります。エンジニア志望の学生と面談できる日が楽しみです。
この1年を振り返ると、与えられたタスクをこなすことに必死だったなあと感じます。期待に応えること自体が目的化してしまい、本来達成されるべきゴールや、与えられたタスクとは別のアプローチを採用する方が望ましいんじゃないか、というような考えが疎かになっていたな、と。
2年目以降は、多角的な視点で周囲を見渡せるようなゆとりを持つことを目標にしようと思いました。
技術のキャッチアップも然りですね。要件を満たす手段は一つではないわけですから、日々のインプット量を改善することで解決パターンを複数持っておくべきだと感じます。インターン生たちに負けてられないです。
明日から後輩ができると思うと楽しみです。
一先ず無事に出社してもらえたら何よりですね。
ではまた!