SAKURUG TECHBLOG

はじめに

HIRDBについて色々学んだのでその中でも自身が苦労したうちの一つ「RDエリア」について紹介しようと思います。

まだまだ学び途中ではありますが、見ていただけると幸いです。

RDエリアとは

RDエリアとはHIRDBのデータを格納する論理的な領域のことです。

使用用途によって異なり、「ユーザ用RDエリア」や「システム用RDエリア」などがあります。

RDエリアの追加

RDエリアを追加する際に気をつけるポイントは大まかに上げると以下になります。

①システム定義で設定している最大RDエリア数以内であること

②システム定義で設定している最大HIRDBファイル数以内であること

③HIRDBファイルシステム領域の作成

④グローバルバッファの割り当て

説明として、①、②については追加前に必ず確認することを推奨します。(この値を超えていた場合はそもそも追加ができない為)

※もし値が超えていた場合はシステム定義の値を変更する必要が出てきます。

次に③のHIRDBファイルシステム領域の作成については既存のHIRDBファイルシステム領域に対して追加する場合は不要になるため、必要に応じて実施する必要があります。

また④のグローバルバッファの割り当てはHIRDBを終了した際に無効になるため、終了した際はグローバルバッファの指定を変更する必要があります。

（指定していない場合状態で起動した場合は対象のRDエリアが閉塞状態となる）

上記内容を踏まえpdmodコマンドにて制御文を作成し、実行するとうまくできるかなと思います。

ちなみに制御文はこんな感じです

※マニュアルから抜粋

create rdarea RDAREA1                              1
   globalbuffer gbuf01                             2
   for user used by PUBLIC                         3
   server name bes1                                4
   page 4096 characters                            5
   storage control segment 10 pages                6
   file name "/rdarea/area01/file01"               7
      initial 1000 segments;                       8

実行文

pdmod -a /pdmod/create01

最後に

今回はHIRDBの中でもRDエリアにフォーカスして記載させていただきました。

私自身HIRDBとは。。状態から入り、RDエリアを作成する中で様々なエラーと遭遇してきましたが、

マニュアル等のおかげもあり、少しずつ理解が深まってきたかなと感じたので今回はこの記事を作成させていただきました。

もちろん、まだまだ理解の甘いところもあるので、これからも引き続き学んでいこうと思います!

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