Semantic Kernelも正式版になってしばらく経ちました。
昨年記事を書いてから状況がだいぶ変わってきましたので改めて入門用の記事を書きます。
世の中には情報があふれてますので初学者がどのコンテンツを見て学習すればよいのかという助けになればと考えています。
既存のアプリケーションにLLMを統合できるMicrosoftが中心となって開発しているOSS。
様々なAIモデルを効率的にC#、Python、Javaといった言語でエンタープライズレベルで開発できるミドルウェアとして機能します。
まずは、Notebookからという点は1年前から変わっていないです。
実行環境が、.NET7から.NET8に変わっているのが主な変更点です。
READMEを読み学習を進めていきましょう。
次にすべきことは、Microsoft Learnのドキュメントを一通り読んでみることです。
文章量も比較的コンパクトにまとまっており基本的な機能が記述されています。
また、リポジトリのコード例についてのリンクも備わっており検索性がリポジトリから見るより優れているのでMicrosoft Learnから見るほうがおすすめです。
Semantic Kernelでは活発にDiscordでも議論が行われています。最新の情報を手に入れたい場合や実際にコミッターと議論したい場合はDiscordを利用することを検討しましょう。
もちろん、実際の新機能に関わることやバグ報告はGitHubのIssueにあげてください。
Semantic Kernelに関するBlogも活発に執筆されています。この中から新機能に関する情報を随時仕入れるとよいです。
(参考)
https://speakerdeck.com/tomokusaba/semantic-kernelnozui-xin-zhuang-kuang-ji-biru-men
ここまでお読みいただきありがとうございます!
参考になれば幸いです。