はじめまして!23卒webデザイナーのRihoです。
デザインの専門学校を卒業してから、SAKURUGの社内制作、受託制作を経て、現在はメールマガジンのデザイン〜実装を行なっています。
本記事ではメルマガの実装で使用するテーブルコーディングと、メルマガ独自のデザイン性について交えて見ていこうと思います。
<table>をサイトのフレームとして使う「テーブルコーディング」は現在普及しているCSSコーディングになる前、ホームページ制作などにも使用されていたコーディング方法です。
<table>は<tr>、<th>、<td>などと組み合わせて表を作成するためのタグとして使用されることが多いですが、HTMLメールではこの<table>タグを使用して、一部鬼のような入れ子構造になりながらも一枚のページを制作しています。
中には外部CSSやstyleタグを認識してくれないメーラーがあるため、どのメーラーで見てもCSSが当たるように、CSSはすべてインラインスタイルで設定します。
そのため、HTMLメールにはとても制限が多く、Webページと同じようなレベルでデザインを凝ろうとするのは無謀です。
HTMLメールは、テキストメールに比べて画像でのイメージや強調したい部分を伝えやすいため、コンバージョンにつながりやすいというメリットがあります。